後悔する人は何を選んでも後悔するよね。
わたしは高校1年生で大好きだったバレーボールを辞めた。
部内の人間関係が嫌になって、逃げるように退部して、それからの高校生活はそりゃーそりゃー黒歴史もいいとこ。笑
被害者面して人間不信みたいになって、図書室通いの根暗女子になって、親にも先生にもたくさんたくさん心配かけた。
そして最近、バレー部を辞めた時の夢を見た。あの頃を忠実に再現した夢ではなくて、もう一度バレー部に戻ってみんなと一緒にバレーをしたいと奮闘する夢。
確かにわたしはバレーを辞めたことすごく後悔してたんだけど、それを認めたくない自分がいて。あそこで続けていたらどんな道を歩んでいたんだろうって考えるのが悔しかったし、あの頃を後悔することは今を否定することのように感じていたから。
でも、久しぶりに高校時代のバレーに関する夢を見て、その夢の中で泣きながらバレー部に戻ろうとする自分がいたことを感じた時に、
「あ〜わたしやっぱりめちゃくちゃ後悔してるんだな〜、やっぱりバレーがめちゃくちゃ好きだったんだなぁ〜」
って、素直に思えた。
バレーボールが大好きだった。
みんなともっと頑張って練習して、やり切ったって達成感を得たかった。
あの時にしかできない青春、もっと満喫したかったなぁ〜。
今、そんな後悔してる想いは素直に受け入れてあげて。
だけどあの頃のわたしは、苦しくて辛くてどうしようもない状況の中で、必死に自分を守ろうとしていた。
大好きだけど、苦しくて苦しくてどうしようもなく辛かったからそんな自分を救いたくてバレーを辞めた。
だから、その想いを否定することもなく。
どんな選択にも、その時その時の自分の想いが乗っかってる。
その選択が、未来に後悔の種を蒔いている可能性もある。
だけど、それすらも自分の確固たる決意と決断なのだから、それを否定することなく受け入れて信じてあげればいい。
あの時の選択が正しいか、間違っているか。
そんなことはぶっちゃけどうでもいい。というか、正しいも間違っているもない。
今の自分に不満があるから、過去の自分のせいにしたいだけなんだよね。
でも、どんな時の自分も、どんな選択をした自分も責めなくていいの。
今どんな状況でも自分を責めず
過去のどんな黒歴史も受け入れて
全ての選択、全ての経験は自分が自分である為の自分への愛故の行動であることを理解しよ。
過去の自分を責めて変わるものはないけど
今、このブログを読めて、これからのことを考えられるくらいには無事に生きれているのなら、過去の自分の選択に感謝しよ。
悩めるって幸せなことだよ。
悩めるだけの時間と心の余裕があるってこと。
それだけの余裕があるのは、過去の自分がそうなるよう選択してきたから。
急に過去の自分に感謝するのが難しければ、今悩める程に時間にも心にも余裕があることに感謝しよ。
時間にもお金にも心にも余裕がなくて、あくせく働いて悩む時間もなく過ごしている人だってたくさんいるからね。まぁそういう人はそういう人生になるように自分で選択しているんだけど。
受け入れて、信じて、感謝することで楽になることってあるもんなんだよ。
過去の選択を後悔しているからって、自分を責めて苦しめないでね。
責めるのをやめて、自分を信じてあげれば、きっと自分が向かいたい道が自然とわかってくるはず。
自分を信じてあげられないと、選ぶもの全て間違っているように感じて本当に進みたい道に靄がかかっちゃうもんだ。
過去に別の道を選んでいたって、きっとそっちの未来でも「あの時あっちの方選んでいればよかったのかなぁ」って悩む時がくるかもしれないんだしね。
悩む人は何選んでも悩むし、悩まない人は何選んでも自分が選んだ道だって腹括って自分の選択をただひたすら信じてんだよ。
だからわたしたちも腹括って、過去の自分も、今の自分も、未来の自分も信じてあげよ。
一度選択した道は変えられないけど、その先でどう生きていくか、どれだけ自分の選択を信じて生きていけるかで、生き方は絶対に変わってくるはずだよね。
自分だけは、何の根拠もなく自分を心から信じてあげられるはずだから。
2016年5月25日
Rika
