プライドを捨て、可能性を手に入れる

世の中は知らないことだらけだなぁと
最近つくづく思う。

わたしの五感で捉えられる世の中の99%は知らないことで溢れてて、
さらにわたしの五感の及ばないところにもわたしの知らないことがゴロゴロ転がっている。

「下手くその
上級者への道のりは
己が下手さを
知りて一歩め」

これは漫画「スラムダンク」の安西先生の言葉。
あの有名な一言に並ぶほど、
わたしの心に残っている言葉。

自分の下手や無知を知って
それを受け入れることができれば
先へ進むことができる。

だけど、どうしても知ったかぶりをしてしまうことがある。
「わたしそれ知ってる！」と、知識をひけらかしてしまうこともある。

それはきっと
・無知は恥ずかしい
・物知らず、世間知らずだと思われたくない
・知っているということを知らしめたい

そんな「周りにどう思われるか」という思いによって。

でも、そういう見栄やプライドが
広い世界を知るきっかけを邪魔しているんだね。

賢い人は自分の無知を知っている。
どんな人も師匠であり、
全ての人から学ぶ姿勢がある。

「知らない！」
「教えて！」
「もっと詳しく知りたい！」

聞ける素直さや
教えてと言える可愛げを持とう。
知らない自分を認めて
受け入れる勇気を持とう。

世の中は知らないことだらけ。
その知らないことの中に
自分の可能性が眠っているかもしれない。

好きなことや得意なこと、
天職、一生をかけられる趣味や
才能とか使命だって、そこに眠っているかもしれない。

それをみすみす逃す手はない。

無知を知る。
それはプライドを捨て、
可能性を手に入れることだ。