わたしらしく生きる、あなたらしく生きる

コンプレックス過多の元引きこもりネガティブヲタクが過去の経験を元にありのままの自分を受け入れられるようになった考え方や出来事を公開?

お父さんお母さん、ありがとう。



親の愛って偉大だなぁと最近つくづく思う。

わたしの家は別にお金持ちでもなく、だからといってすごく貧乏でもなく、本当にごくごく普通のお家だった。
でも生活に不自由を感じることは一度もなかったと思う。

お父さんは自営業、お母さんも美容師で、それぞれ手に職を持って仕事をしている人たち。

大人になって知ったことがある。
お父さんの会社は倒産寸前までいったことがあったらしい。
だけどそんな大変な時期も、お父さんとお母さんはわたしたち娘にはそんなところ少しも見せなかった。

反抗的な態度を取っていた時期もある。引きこもりになって「なんでわたしなんか産んだの?」って泣きながら訴えたこともある。

そんな時、お父さんとお母さんはどんな気持ちでいたんだろう。
きっとすごく傷付いていたんだろうなぁと思う。

だってわたしたちを守るために、苦しい時も苦しいなんて微塵も感じさせないように歯を食いしばって必死で働いて、自分の人生を犠牲にしてもわたしたちのことを一番に考えてくれていた。

それなのに少しの感謝も表さずに、文句ばっかり言って、言葉の刃を投げつけて、好き勝手やりまくって、そのくせ辛い時は泣きついて。
子供なんていつも都合のいいことばっかり。

だけどお父さんとお母さんは、わたしたちを放り出すようなことは一度もしなかった。喧嘩もしたしたくさん怒られたけど、最後には必ず「あんたたちは大事な子供だから、何があっても助けてあげたいし守ってあげたい」って
言ってくれた。

わたしは2人に何もしてあげられていないのに。

こんな「無償の愛」を、わたしは生まれてから今もずっと、惜しむことなく溢れるほどに注がれている。

本当に、本当に幸せだなぁって。

だからこそ、わたし自身が心から幸せで豊かであることには、絶対に妥協しちゃいけないと強く思う。

だってお父さんとお母さんは、わたしたちの幸せを何よりも強く願ってくれているから。

不幸になったり、苦しんだり、悲しんだり、そんな風に生きる為に、自らの人生を使ってわたしたちを産んで育ててくれたわけじゃない。

だからわたしは、自分の人生を思いっきり楽しんで、心から幸せで豊かになっていくことを選択して生きていきたい。
誰かの目を気にして自分を押し殺して誰かの人生を歩むようなことは絶対にしたくない。
誰のものでもない自分だけの人生。
あるがままわたしらしく生きること。
それが一番の恩返し。

わたしは家族が本当に大好き。
いつだって心から幸せでいてほしいと思う。
だからこそ、わたしが幸せであること。

幸せであることや豊かさを感じることは、わたしの使命の一つだと思ってる。

自分と自分の大切な人の幸せの為に命を使える。
それって既にめちゃくちゃ幸せだし、めちゃくちゃ豊かだよね。

お父さんとお母さんの無償の愛が、わたしにそれを気付かせてくれた。
本当に本当に感謝しかない。

家族の形はたくさんある。
愛を感じずに生きてきた人だって少なくないと思う。
何が良いとか悪いとかじゃなく、わたしはただ、無償の愛に気が付きやすい環境に育った。
だからこそわかることを伝えたい。

もしも、お父さんやお母さん、そうじゃなくても育ててくれた家族がいるなら。

自分自身がいつも幸せに向かって生きることを諦めないで欲しい。
恩返しとして無理に何かをしてあげようとか、豊かな暮らしをさせてあげようとしなくていい。

何よりまずは自分が心から幸せを感じること。豊かになること。
その姿を見て、愛を注いで育ててくれた人はきっと幸せを感じてくれる。

自分が幸せになることや豊かになることに遠慮はしないで。

自分の幸せの器を満たせば、それがいつか溢れて周りをも幸せにしてあげられる。

どんな状況でも、自分を満たすこと。
満たされて幸せや豊かさを感じる自分を許してあげてね。大切にしてあげてね。

わたしもお父さんとお母さんに無償の愛で満たしてもらった分、そこから溢れ出した豊かさで今度は周りを幸せにしてあげられたら良いなって思ってます(﹡´◡`﹡ )

2016年4月16日
Rika